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Jun「凍りのくじら」辻村深月
めちゃくちゃ良かった。
最初読み始めたときから、「あ、これは良さそう」って思ったけど、読み進めていくうちに、良さそうどころじゃなくぐいぐい引きこまれた。
高校生の理帆子(りほこ)という女の子が主人公。
後ろの解説に、誰でもが共感できるタイプの子じゃない、と書いてあって、たしかにそう言われればそうかもーと思ったけど、わたしはこの子すごく好きだった。
ひとくせあるけれど、なんと言っても、頭が良い。頭の良さにももちろんいろいろバリエーションがあるけれど、やっぱり根本的には「考える力」があるかだと思うのです。
理帆子は本が大好きで、すごく考える力のある子なんだけど、そのせいで妙に達観しすぎてる。たくさん友達がいるし、表面上はうまくやってるのに、内心みんなを見下している。しかも、観察力があって言葉が達者なぶん、人を馬鹿にする表現はだいぶひどい。笑
だけど、うまい具合にこの子は悪い子じゃないと思えるようにできてる。
理帆子はドラえもんが大好きなのだ。
お父さんの影響で、小さい頃からドラえもんの漫画やアニメを見て育ってきて、大好きで、もうこれはオタクですね、っていうレベル。でもあの世界が、あの空気が、心のなかにあるんだなって思うと、それだけで、この子は悪い子じゃないって思えるのよね。
そしてさらに、別所さんという1つ上の学年の男の子が出てくるんだけど、この子がちょっとよしもとばななの本に出てきそうな、良い感じの男の子でもうちょうすてき。
この子もまた頭が良くて、かつ、穏やかでニュートラル。たまにものすごく鋭くて正しい、だからこそ痛いことをストレートに言う。これは実際いたら惚れる。
この物語では一貫して、人の心というか、思考というかを指して、『個性』と呼んでいる。
ちょっと話が飛ぶけど、わたしは森博嗣作品もよく読みます。その中ではそれを『人格』と呼んでて、わたしはその呼び方すごく好きなのだけど、『個性』もまた、少し”ユニーク”の意味が付加されてる感じで良いなぁと思った。
理帆子と別所さんの会話もおもしろい。特に使ってる言葉や表現が、すごい。ほんとに高校生なの?みたいな。
その会話の中で、あるとき、『かけがえのない、1個の個性』という言葉を別所さんが使う。その表現にぐっっっときてたら、すぐ次の行あたりで理帆子も『どうしたら、自然にそんな語彙が出てくるのだろう』と思っていて、ちょっとシンクロがうれしかった。
やっぱり登場人物が気に入ると、その本読むのが楽しいよね。
その上、この本は物語の力も半端なかった。話は読んだ方がおもしろいと思うので内容書かないけど。
先が読みたすぎて、「まじ会社で仕事してる場合じゃない」と思うくらい(いや、するけどさ・・・)、一気に読みたくなった。
他の辻村さん作品も読んでみよー。
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Jun日本人はなぜか、もともとあまり腹を立てない民族です。我慢することには長けているけれど、感情を爆発させるのはそれほど得意ではない。そういうところはあるいは、バルセロナ市民とは少し違っているかもしれません。でも今回は、さすがの日本国民も真剣に腹を立てることでしょう。
しかしそれと同時に我々は、そのような歪んだ構造の存在をこれまで許してきた、あるいは黙認してきた我々自身をも、糾弾しなくてはならないでしょう。今回の事態は、我々の倫理や規範に深くかかわる問題であるからです。
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Jun僕がこの前バルセロナを訪れたのは二年前の春のことです。サイン会を開いたとき、驚くほどたくさんの読者が集まってくれました。長い列ができて、一時間半かけてもサインしきれないくらいでした。どうしてそんなに時間がかかったかというと、たくさんの女性の読者たちが僕にキスを求めたからです。それで手間取ってしまった。
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2
Jun
(via spx808)
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2
Jun
(via spx808)
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2
Jun
(via artpixie)
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Mayつっこみどころ満載
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May -
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May地下鉄であごを乗せる場所がほんとにどうでもいいうえに、意味がわからなくてすごい。
最後の箱のやつ、YouTubeで関連動画いろいろでてきておもろい。
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Mayやっぱファミコンのドット絵すきー
